個室の外へ

この部屋のドアを開けるくらいなら、きみには簡単なことさ

劇伴演奏の魅力と____

ピアノ楽しいです。

 

嘘です。苦しいです。

でも、楽しいです。

 

 

 

どうも。こんにちは。こんばんは。

お久しぶりです。洋式です。

 

今年のお祭りにはなんと“企画部門”とやらがあるそうで…

「この機会に何もしないとかなくね…?」ということで久しぶりに筆を取った次第です(単純)。

 

 

僕は”劇伴演奏“が大好きです。

特に意識していた訳では無いのですがYouTubeにアップしている僕の動画、10本中半数近くが劇伴演奏(というか加藤達也さんの曲)です。さっき気づきました。

 

巷には沢山のラブライブ楽曲の演奏動画があります。

OP・ED・劇中歌・最新のシングル曲…etc

でも不思議と劇伴曲の演奏動画は少ないんです。

一部特定の方がコンスタントに上げているだけというのが現状です。こんなに楽しいのに。

 

今回はあまり脚光を浴びない“劇伴演奏”について、自分なりにその魅力を語っていこうと思います。

 

魅力①    曲が良い

加藤達也さんの曲が良すぎる。

以上。

藤澤さんの曲も改めて聴き込みたいですね。

 

 

ってくらい名曲ばかりです。

弾いていてシンプルに気持ち良いです。

劇伴曲は作品を音で彩り盛り上げてくれるだけでなく、曲単体で聴いてもめちゃくちゃ良いんですよ…。ピアノと弦楽器の調和が最高なんすよ…。

 

…はい。曲の良さを文章で伝えるのは難易度高いですね。語り出すと変に細かくなっちゃいますし。

劇伴に馴染みのない方はとりあえず聴いてみましょう。話はそれからだ。

 

といっても音源をココに載せたりはできないので………どうしよう……

仕方ないので僕の動画でも貼っておきますね☺️(ダイレクトマーケティング)。

 

 

魅力②    曲の良さをそのまま表現し易い

歌モノを演奏する場合、一番苦戦するもの…それは“歌声”の表現です。

歌声がメロディ・リズム・ハーモニー・歌詞で音楽を表現するのに対し、楽器はメロディ・リズム・ハーモニーしか扱うことができません。

歌が魅力的な曲を演奏する際、抑揚の付け方・リズムの変化させ方等で歌い方をうまく表現することはできますが、どうしても言葉だけは楽器で表現することができません。

曲の良さを100%誰かに伝えたいと思った時、歌モノの場合にはどうしても破れない壁があるのです。(といっても僕自身、歌モノの演奏も大好きです。楽器一本で歌を上手く表現している人達ホントすごい。)

 

劇伴には最初から歌詞がありません。

だからこそ、メロの良さ・響きの良さ・リズム感だけに集中して曲の良さ追求し表現することができます。

初めてその曲に触れる人にも曲の良さを100%に近い状態で伝えることができるんです。

 


魅力③    新しい風景の創造

劇伴曲は作中の風景や登場人物の感情を音楽で表現したものです。

だからこそ僕たちは曲を聴くだけでそのシーンを事細く脳内に思い描くことができます。

 

つまり「劇伴曲にアレンジを加えることで新たなシーンを創造することができる」ということなんです。

『一番大切なもの』の練習中になんとな〜く弾き方変えて遊んでた時の動画です。

「日常回っぽい」「他愛のない時間の大切さ」等…想像以上に反応をいただきました。

 

劇伴曲にそれっぽいアレンジを加え変化させることで、アニメでは描かれなかった「あったかもしれない」シーンを脳内でよりくっきりと描くことができるようになります。

妄想の世界をより鮮明に、より広くする材料になるんです。

 

 

魅力④    作中の彼女たちを自分の中に包み込むことができる

(字面だけ見ると気持ち悪いですね…。)

 

先述したように、劇伴曲は聴くだけで作品の情景を思い浮かべることのできる音楽です。

その劇伴曲を演奏するとどうなるのか。

 

「情景をカラダで感じることができる」

 

音というものはご存知の通り”空気の振動“です。

当然、楽器も振動しています。弾き手にもその振動は伝わります。

悲しいメロディを弾いた時の振動・心が熱くなる壮大な曲を弾いた時の振動、全部全部自分の身体に伝わってきます。例えば作中の波の音を音楽で表現した曲を弾くことで、波の音を全身で感じることができるということです。

 

そんな振動を感じつつ脳内では大好きなあのシーンを思い浮かべ、大好きな彼女たちの声を再生する。

するとどうなるのか。

 

「沼津になることができる」

 

まるで自分が作中を音楽で包み込んでいるような感覚になるんです。

自分自身があの世界の一部になったように錯覚することができるんです。

こんな芸当ができるのは劇伴演奏だけです。

※弾きながら妄想するのが難しい人は、アニメ映像流しながら劇伴曲を弾く遊びをオススメします

 

 

 

以上、僕の感じた“劇伴演奏”の魅力でした。

まだ楽器に触ったことない人も試しに一曲いかがですか?


 

 

 

 

 

…と締めたいところですが、良いところだけ言っても胡散臭いので

最後にひとつだけ。

 

「社会人になってから新しい楽器始めるのメッッッッッチャきついよ。」

 

仕事終わってから更に集中力が必要なことするのキツい。

絶対音感音楽理論の知識も無いから耳コピめっちゃ大変。

楽譜を音階で読む…?なにそれできない…。

 

 

自分が満足するような理想の演奏をするには凄く時間がかかります。

根気がいります。大好きだった曲が嫌いになりそうになる瞬間もあります。

 

 

 

でもね。

 

「弾けた時、メッッッッッッッッッッッッッッッッッチャ楽しいよ。」

 

自分の大好きなものを自分の力で表現し、周りに向けて発信する瞬間はこの世の何物にも代えることのできない幸福です。

 

パッとイメージできない方は2000ピースのジグソーパズルを想像してみてください。

最初は何処から手をつけていいか分からない。

中盤。少しづつ形になってきて嬉しい。でもまだまだ先は長い。

完成。達成感と安堵感を得る。

 

その100倍くらいの幸福感です。

 

 

学生生活が終わった後でもこんなにも生を実感できていることが幸せです。

熱い太陽を胸に抱き続けていられることが幸せです。

だから、苦しいけど楽しいです。

苦しいから楽しいです。

 

 

そんな苦楽を体験してみたいと思ったそこのあなた。

楽器、やってみませんか?

 

 

…高い?

うん。確かにそうですね…。

でも押入れの奥底にコレ、眠っていませんか?

 

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この子たちも立派な楽器です。良い音出しますよ。

 

 

 

あ…捨てちゃいましたか…そうですか…。

ではこういうのものでも大丈夫です。

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音楽をやるのに形なんてこだわらなくていいんです。

やりたいと思ったら何も考えず試しにやってみれば良いんです。

 

 

手始めにあなたが一番好きな曲の一番好きなメロディを弾いてみましょう。

最初はどの音か分からなくてもいんです。当てずっぽうでいいんです。

闇雲でもいいから。そのうちきっと見つかるから。

 

 

 

 

 

できましたか?

 

 

 

 

 

 

 

ほらね。

_ _ _ _でしょ?

 


2019.10.27

洋式

ものを作るお仕事

2019年2月17日 シネマサンシャイン沼津で行われた、

"ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow スタッフトーク付上映会"に参加してきました。

 

まずはじめに、酒井和男監督・加藤達也さん・杉山大樹さん本当に素晴らしい時間をありがとうございました。

作り手の顔を見て、声・言葉に触れたことでこの作品がもっともっと大好きになりました。もっともっとこの作品が愛おしくなりました。

 

 

さて、詳細なトーク内容・レポートについては公式の電撃G's magazineさんや他のブロガーの方が綺麗にまとめて下さっているので、そちらをご覧ください。

 

ここでは僕があの場で強く感じたこと、そして気付かされたことについて書き残しておこうと思います。

 


 一番強く感じたのは『仕事の力』

あの場に立っていた3人をはじめ、普段僕たちが見ることのない何十, 何百もの人たちの汗と努力の結晶があの映画なんだということを強く感じました。

 

監督・シナリオ・演出・美術・色彩・撮影・原画・動画・音楽・音響・声優…etc

その他にも、まだまだ僕の知らないような沢山の役割の方がいらっしゃると思います。

その1人1人が自分に託された仕事を誰ひとり欠けることなく成し遂げた結果が、あの作品なんですよね。

 

僕が心揺さぶられ涙をこぼすシーンは、あの方々が一工程一工程丁寧に作り上げているからこそあんなにも感動的なんですね。

 

 

この作品を観て、スタッフトークを聴いて、最近強く憧れを抱いていることがあります。

 

『エンドロールに名前が載ること』

あの数秒にも満たないクレジットがこそが『自分たちの力で多くの人に感動を届けた証』だと僕は思います。

 

 

ただ憧れはするものの、今の僕に携わることのできる職に就く(具体的には"転職")という選択はありません。

学生の頃ならまだしも、僕はもう社会人です。ましてや、たった2年しか社会経験が無い僕がそう簡単に他分野に転職なんて考えられません。

 

本気で熱を持って思い切って行動に移せば、当然できない決断ではありません。

でも現実問題、生活・収入を考えるとそう簡単にできる決断ではありません。

 

現状、この憧れは"憧れ止まり"です。

 


そうやって悶々としていましたが、今朝ふと自分に立ち返った時気づいたことがあります。

 

「今の仕事も凄く誇れるものなんじゃないか?」

分野は全く違えど、同じようなことを自分もやっているんじゃないか?という事に気付きました。 

 

今の僕はある"モノ"の一部品、さらにその部品の中のひとつの領域を担当するチームに所属しています。

 

僕たちの作っている"モノ"も、何百・何千人が自分達に与えられた仕事を1つ1つやり遂げて。積み上げて。そうしてようやく一つの"モノ"が完成します。

その点においては"映像作品"も"自分の仕事"も同じなのかもしれません。

 

携わっているのは、ほんの一部かもしれない。

他の役割の人たちが何をしているのか正直分からない。

使ってくれる人には全く伝わらない仕事かもしれない。

 

それでも。

「僕たちの作った"モノ"が、誰かの手に届いているんだ。」

「毎日の仕事が、使ってくれる人の笑顔・幸せに繋がるかもしれない。」

そう考えると、いつもよりちょっとだけ頑張れるような気がします。

 

 

そういえば…実は僕、今まで作ってきた"モノ"の実物を見たことが無いんですよね。

見つかるか分からないけど、街中やお店をちょっとだけ探してみるのも良いかもしれませんね。

 

 

 

 

 

さて、明日も働きますか。

ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow 感想・メモ書き

2019年1月4日(金)

ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow

Aqoursの物語のその先を観てきました。

 

まずは一言。

ものすっっっっっっっっっごく良かった!!!!!!

 

頭から最後最後の1秒まで、とても丁寧に丁寧に作り込まれていて

終始心揺さぶられました。

 

 

「何ひとつ消えたりしない」

僕たちの人生に大きな影響を与えてくれる、

とてもメッセージ性の高い作品でした。

 

進学・進級する人

新社会人になる人・転職する人

新しい何かに挑戦する人

…etc

色んな人に知ってほしい。観て欲しいですね。

 

※以下、ネタバレの塊です。

 ご視聴後に閲覧お願い致します。

 

雑記・メモ書き:※最終更新 2019/1/14 22:00

観た直後で、感想・考えがまとまらねぇ!!!

って状況なのでひとまずメモ書きを残しておくことにします。

 

少しでも「それ!!」って思ってもらえたり

「~についてはこう思う。」等、教えて頂ければ幸いです。

 

 [全体]

 

  • 新しく始める時、そこは「0」じゃない。積み重なって今がある。

 

  • 月ちゃん及び、新しい学校の生徒は僕らファンを表している…?(一番読み解きたい。)
    • 少しづつ生徒が集まっていく様子⇒理解が広まり色んな人に受け入れて貰えるように
    • 何のために部活をやっているのか→楽しむことだと気付かせてくれた」「ボクたちも本気にならないといけないねならなくちゃダメなんだ「ありがとう」⇒影響を受けて、自らも生きよう・輝こうとするファンそのもの

 

  • 青い鳥, 虹(Over the Rainbow)の話、童話からもう少し調べてみたい。「青い鳥は飛べた。私達も!」より

 

  •  『劇場版メインテーマ』が流れるのは、この映画のメインテーマ「消えない・残ってる」を伝えたい時(?)

 

 

[シーン毎]

  • 冒頭の曲。この作品がどれだけ沼津のことを大切にしているかが感じ取れて、ボロ泣き。

 

  • 序盤沼津駅前に集合しているシーンの劇伴、『Hello New Season!』みを感じた。Main themeも混ざってる?もしかして『Main theme of Lovelive! Sunshine!!』『起こそうキセキを!』『FRIENDSHIP』全部入ってる??

 

  • 「過去ずら」可愛い。

 

  • やば珈琲。花丸ちゃん飲み物水?

 

  • やば珈琲。1年生のシャッフル可愛い。

 

  • 隠れれた犬の飼い主さんにお辞儀する梨子ちゃん律義

 

  • 月ちゃん登場シーン(自己紹介)可愛すぎる。

 

  • 序盤でも既に「Aqoursは一部」という言葉が登場していた(曜ちゃん←月ちゃん)

 

  • 今川焼のテーマ2曲とも好きすぎる。劇伴CD発売はよ。
    • ①ピアノ(基本単音), ヴァイオリン, フルート(?), etc…劇場版メインテーマ』の一部かもしれない。テーテー→テー→テー↓テー↑テレレン。CD発売後、単体で弾きたいレベル。
    • ②厚みある感じ→単音→厚みある感じ

 

  • 序盤、新しい学校での説明会。幕裏で千歌「いるよ今も」。この時点で新しいAqorusの欠片・ヒントはもう持っていた。

 

  • 梨子ちゃんの「ステージ上では笑顔でいないといけない。つらそうなのを見せないようにしないと。そうでなければ観ている側が不安に…」というようなセリフ。逢田梨香子さんが重なって見えた。セリフに言霊が宿ってた。

 

  • 三津海水浴場での千歌・梨子の会話。1期10話と対比させてたりしないかなぁ…。(劇伴ピアノメイン曲:『劇場版メインテーマ』)
    • [流れ]しんみり→大らかに→さらに壮大に→落ち着く→どぅるるん。

 

  • 三津海水浴場での千歌・梨子の会話ラスト。「そうか!まだまだか!」で目をキラキラ輝かしているのが堪らなく好き。苦しい時こそ・逆境を抱えている時こそ、生きてる!って目をしているのが素敵。

 

 

  • 理亞ちゃん「もういない!」→ラスト「消えたりしない」

 

  • 鞠莉ママがピアノ弾いてる時、梨子の眼がキラッキラ輝いてた。さすが、演出が細かい

 

  • 「ハグゥとですわ」が「ハグゥデスワット」に聞こえて締め付け系の新技かと思った。

 

  • イタリア到着後、背景でアイスを食べるヨハネがめちゃめちゃ可愛い。もぐもぐもぐ…ごっくん。ってやつ 

 

  • コンタリーニ・デル・ボーヴォロ階段『起こそうキセキを!』→『劇場版メインテーマ』の流れ(ファゴット(?)→ピアノ)

 

  • フィレンツェでのお昼ごはん『劇場版メインテーマ』→『Main theme of Lovelive! Sunshine!!』の流れ

 

  • 「リリー禁止!」イタリアでそのセリフは、某作品を思い出す…
    • ①ドゥオーモ前

 

  • イタリアをもう一つの舞台にしたのは、街並み・文化が「変わらない・消えない・残り続ける」という象徴だから
    • 赤い屋根にも何か意味はないだろうか

 

  • 鞠莉隠れ家着いた時に、溶けるように座るのめっちゃ好き。あえて崩す作画というものを見た。

 

  • 鞠莉隠れ家、鞠莉のお母さんを語るシーン『素直になれなくて』

 

  • イタリアの借り別荘、マリーママの横通る時、みんなめっちゃカメラ目線やん。

 

  • 果南→千歌「ココにあるよ」の劇伴好き。劇伴CD発売はよ。

 

  • 新しいAqoursを見つけた時『劇場版メインテーマの一部(?)』(テーテー→テー→テー↓テー↑テレレン)。弦楽器メイン。

 

  • 新しいAqoursに気付いた千歌。影にたたずむ月ちゃん→このシーンが指す意味とは

 

  • いつむの3人も輝きを受け、輝きだした人間なんだよなぁ。あんなに自信もって「凄いものできた!」って言えるようになってる…(新しい学校の教室)

 

  • 新しい学校の教室「3人はいない(?)」→「できる。できるよ。」真っ先に言うのがルビィ

 

  • ヨハネ&中学の友達のシーン。やっぱり涙腺にくる

 

  • 千歌「ちがうよ。」言い切り。カッコいい。(※どのシーンだっけ…→歌詞書いてる場面)

 

  • Saint Snowを大切にしたい。」「同じもの作らなきゃ」「Aqoursに入るのは違う」の心情をもう少しスッと腑に落ちるように噛み砕きたい。

 

  • ルビィ「ダメだよ。」の時の劇伴。タイトルが何になるんだろうなぁ~

 

  • 理亞ちゃんが走る意味。何か表してるとかありそう。

 

  • 善子(ヨハネ)・曜がダンス担当なのはAqoursちゃん由来?

 

  • 千歌ちゃん部屋で作詞中「Aqoursすごいねすごいなぁ」。4thの伊波杏樹さんがフラッシュバァック!

 

  • Saint Snowの新曲。歌、そして作画凄すぎる…。

 

  • 聖良さんの「ずっと」の言い方が最高に好き。

 

  • ラブライブ!決勝曲。3年生だけ衣装変わらない演出ずるい。ずるい。新しいAqoursとして進んで行こうという意志を感じる。

 

  • 虹=太陽(同義?)。『キセキヒカル』より

 

  • 浦女、門が開いているが入らずに閉める。ちゃんと心に残っているから。振り返らず前を向こう。という表れ。泣くわこんなん!!!

 

  • 浦女、門が開いているのを見た瞬間の千歌ちゃんの表情。あの表情を見た瞬間に確信した。心の中で「閉めなきゃね」って言ってる。一切の迷いが無いように見えた。もう答えは出ていたから。

 

  • 浦女から去り、駆けていくシーン。各メンバー加入のシーンが入っていて泣いた。(Twitterの他の方情報)

 

  • 三津海水浴場 紙飛行機のシーン『劇場版メインテーマ』(『FRIENDSHIP』『Main theme of Lovelive! Sunshine!!』含む)

 

  • 「0」からではなく、「1」からその先へ。「みんなと」みんなはどこまでのみんな?(9人?出逢った人全員?ファン含めた全員?)

 

  • Aqours!!!」と叫ぶ千歌ちゃんの表情、本当に好き。

 

  • 「明日は今日より夢に近いはずだよ」(Next SPARKLING!!より)めちゃくちゃ好きな歌詞。

 

  • 『Next SPARKLING!!』一瞬時が止まって動き出す振り。映画冒頭から足踏みしていた6人が、答えを見つけてまた動き出したという表現(?)

 

  • スタッフロール「沼津のみなさん」の一文でまた泣いた。

 

以上、

まだまだ観に行くぞ~~~!!!なので

随時、追加更新していきます。

海の先には

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2018年11月11日 生まれて初めてのピアノ発表会でした。

 

正直に言います。

めちゃくちゃミスりました…。指ぷるっぷるでした。

あれだけ意気込んていたのに、ごめんなさい。

 

そして、みなさん

応援の言葉・いいねのひとつひとつ

ほんっっっっっとうに!ありがとうございました。

 

練習期間中も本番当日も凄く力になりました。

見守って貰えていると思うだけで、安心できました。心が軽くなりました。

ここで諦めちゃダメだと、自分を律することができました。

 

躓いても、また前を向くことができました。

本番後の帰り道「くっっっそぉぉぉぉぉ…」と思いながらも「次は何に出よう?」「何を弾こう?」と考えられるようになりました。

 

 

今の僕の原動力は、みなさんの存在そのものです。

 

言葉をかけてくれた、その温かさに応えたい。

その言葉に値するだけの演奏で、ちゃんとお返しがしたいです。 

 

自分の物の見方・考え方を変えてくれた人

新しい楽しみ方を教えてくれた人

溢れるほどの"好き"を発信してくれた人

心がぽかぽかするようなお話を聞かせてくれた人

何気ない日常, 一日の終わりに心安らげる時間をくれた人

そんなみなさんに、お礼がしたいんです。

 

今はまだ、満足してもらえるような演奏には程遠いけど

今度はみなさんに何か伝えられるように頑張って腕を磨きますね。

もうちょっとだけ待ってて貰えると嬉しいです。

 

 

 

演奏でお礼ができるのは、もう少し先かもしれませんが

もう一つ、大きな声で「ありがとう」を伝えられる場がありますね。

 

目前に迫った4thライブです。

今まで以上に「ありがとう」を伝えます。叫びます。

 

個室の外の美しさ・温かさを教えてくれたみなさんへの「ありがとう」

新しい事に挑戦するきっかけ・素敵な人達と出会うきっかけをくれたAqoursへの「ありがとう」

 

一生分の「ありがとう」をぶつけに行く気持ちで挑みます。

 

 

残り2日、

夢の舞台、東京ドームで彼女たちの最高の瞬間に立ち会える喜び

大好きなAqours・大好きなみなさんと、同じ時間を共有できる喜びを噛みしめながら 

しっかりオールを漕いで進んで行きますね。

 

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 P.S.

僕の『一番大切なもの』は

僕の人生です。

 

Aqoursが背中を押してくれ

みなさんがカラフルに染め上げてくれた

僕だけの僕にしかない人生です。

 

あと一歩踏み込んで

初めまして。洋式です。

2018年11月11日、生まれて初めてピアノの発表会に出ます。

 

「突然なんなの?」「その程度の事か」と思われるかもしれません。

 

でも、僕にとっては少しだけ勇気のいる一歩なんです。

言葉にして、決意を書き残しておかないと簡単に崩れてしまいそうなんです。

 

僕の気持ちの整理に少しだけ付き合って貰えたら嬉しいです。

 

 

 

大学時代のお話

大学生の時、僕は輝いていました。

今でも断言できます。僕の日々は輝いていました。

 

4年間ストリートダンスをやっていました。

HIPHOPです。Hey!!! YO!! YO!!です。

 

たった5分にも満たないショーケースの為に、全てを賭けていました。

 

家では振り付け・フォーメーションを考え

少しでも良い作品を魅せようと、毎日、終電間際まで練習をし

サークルの在り方・先輩後輩の関係の築き方・指導の仕方について、毎週のように話し合い

時には仲間の家に泊り、どうでもいいことを話したりして…。

 

その先にあるステージは格別でした。

あの瞬間にしか見えない景色・あの瞬間にしか体験できない時間・あの瞬間にしか味わえない想いが確かにありました。

 

 

でも、

「楽しい時間というのは、いつもあっという間で」

気付けば4年の歳月が過ぎていました。

 

卒業後 、少しだけ後輩とイベントに出たり、後輩向けレッスンをやらせてもらったり…

ダンスとの繋がりを持てる期間はありました。

 

しかし、半年もすればそれも終わり、時間の経過とともに繋がりも少しづつ薄れ、

また毎日同じように繰り返される、社会人生活に戻って行きました。

 

仕事だけの日々に飲み込まれ、あの頃の輝きのすら忘れ

家に帰っても、だらだらと時間を浪費するだけの毎日が続いていた時

 

 

 

「ファーストステップ」

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ラブライブ!サンシャイン!! 2期 第1話 - YouTube

彼女たちの「ネクストステップ」が 、僕にもう一度一歩踏み出したいと思うきっかけをくれました。

 

「諦めたくないんだよ」

心の中で反響しました

 

「みんなはどう?」

この言葉に応えたい

 

 

また輝きたい。

 

何をしようか。

 

ダンスを続けるか

高校卒業後、触らなくなったギターを弾いてみるか

イラストに挑戦しようか

etc…

 

選択肢も、やりたいこともいくらでもありました。 

 

でも、自分が"今"本当にやりたい事は何なのか?

ピンとくる答えは出せませんでした。

そんな中、出逢ったのが

 

 

 

別の形での音楽の楽しみ方

youtu.be

※シューっとさん掲載許可ありがとうございます。 

 

もう一度一歩踏み出したいと思うきっかけをくれた大好きなシーンで使われていた、大好きな大好きな1曲「起こそうキセキを!」の演奏動画でした。

 

一台のピアノだけで、曲をここまで表現することができるのかと驚きました。

人の気持ちを動かせる・人に何かを伝えられる演奏ができるんだと知りました。

 

自分もこんな風に、大好きなものを。大好きな曲を。

ピアノで表現してみたいなと思いました。

 

 

視界の隅に一台の電子ピアノが見えました。

 

大学2年の頃、興味を持ったは良いものの

ダンスの忙しさを理由に、ほとんど弾くことなく

部屋の片隅で荷物置き場になっていました。

 

邪魔な荷物をどけ、埃を払い、鍵盤に触れた瞬間が僕の新たな「一歩目」です。

 

 

新しいことを覚えるのは楽しいですね。

先生から教わること、聴くこと見ること、全てが新鮮でした。

自分にできること、知っていることがドンドン増えていくのを感じました。

 

 

"楽しかった"です。

でも、"悔しかった"です。

 

自分はこの程度の事も知らなかったのか。

こんなにも弾けなかったのか。

落胆しました。

 

スケールすら綺麗に弾けない

ペダルの踏み方も知らない

楽譜を音階で読むことすらできない

1曲続けて弾くのも難しい

 

凄く初歩的な所なのに。楽譜を見る限り、物凄く単純で簡単そうなのに。

できないんです。

頭が追いつかないんです。指が動かないんです。

自分の身体の一部なのに。

もどかしい。

 

そうやって自分が足踏みしている間も次々投稿される、

シューっとさんや他の方の演奏動画。

 

憧れと同時に、悔しさと嫉妬で胸がいっぱいになりました。

 

 

そんな情況から抜け出そうと、Twitterに動画を投稿してみました。

皆さんの感想、いいね1つ1つ、にやけが止まらなくなるくらい本当に嬉しかったです。

 一歩踏み出した先に、こんなに温かい世界があるなんて知りませんでした。

 

 

でも、心のモヤモヤは簡単には消えてはくれませんでした。

 

やり切れていないんです!出し切れてないんです!

もっと良いものを出せたはずなんです!!

まだまだ練習しようと思えばできたはずなんです!!

ギリギリになるまで動けない自分・何とか繋げて弾ける程度までしか練習できない自分に苛立ちました。

 

なんて中途半端なんだろう。

こんな演奏で人に何かを伝えられるのか?

 

そう思いながらも、もう一歩先に踏み込めない自分が居ました。 

 

 

 

おとぬまコンサート

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そんな気持ちを抱えながら、足を運んだ

第2回 音で沼津を照らしたいコンサート

 

圧倒されました。

今までずっとずっと観たかった光景・聴きたかったものはこれなんだな。と心の底から思いました。

あの空間は、ただひたすらに音楽が楽しい!!!という感情で満たされていました。

 

出演者の方々の"楽しい"が、そのまま僕たちの"楽しい"に変わり、

僕たちの"楽しい"が出演者の方々の"楽しい"に変わる。

そういう空間でした。

 

出演者の方たちの感情をダイレクト感じました。

当然、出演者の方々の見えない努力の跡も伝わってきました。

 

幕裏の張り裂けそうな、でも少し震えた掛け声

一音目を奏でる前の緊張感

曲が進むにつれ、肩の力が抜けていく様子

演奏後の安堵と達成感の混じったような表情

終演後の満ち溢れた笑顔

 

それら全てから、努力した人間だけが辿りつける、独特の空気を感じました。

 

 

感動した。楽しかった。あの空間に居られたことが本当に幸せだった。

 

でもそれ以上に、やっぱり悔しい

あの人達は、"好き"を原動力に努力して努力して努力して。あのステージ上に立っていました。

自分はまだ、彼・彼女らを見上げる立場です。

他の人にできて、自分に同じことができない。それが

めちゃめちゃ!!!!!悔しいんだよ。

 

 

今の僕はまだ、音楽を楽しむ域に到達できていません。

新しい曲を弾く瞬間・新しいことを覚える時は確かに楽しいです。

 

でも、いざ人に聴いてもらう為の演奏をするとなるとどうか?

弾く事に手一杯で、怖い。間違えないかな?という不安感で頭の中が一杯になってしまいます。

練習量が、努力が、足りないんです。

 

そこから抜け出したい。

 

楽しんで演奏できる側に行きたい 。

音楽を心から楽しいと思えるようになりたい。

ステージの上でまたスポットライトを浴びる側になりたい。

観ているだけじゃ嫌なんだ。

 

強く。強く。そう思いました。

 

 

 

おとぬまコンサート後の、次のレッスン日

先生から一枚の紙を貰いました。

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タイミングよ

(発表会の時期とか全然知りませんでした…)

 

ということで、出てきます。

 

当然、出るだけじゃありません。

「人に何かを伝えられる演奏」をしてきます。

ここで変わらなきゃ、一生変われません。

 

曲も決めています。採譜も終わらせました。

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選曲の理由は色々ありますが、

一番の理由は、とにかく"今"好きだから。"今"弾きたいからです。

 

 

人前で演奏するなんて、想像するだけで足がすくみそうになるけど

ここに書いた言葉・決意を嘘にしない為にも、頑張りますね。

 

 

1ヶ月後の自分が、

この時間を。この景色を。この想いを。

『一番大切なもの』の一部にできるように。